AlphaForge 変更履歴¶
AlphaForge CLI の公開リリースごとの主な変更点をまとめています。各バージョンの配布バイナリ(macOS arm64)とチェックサムは GitHub Releases で配布しています。インストール・更新方法は はじめに を参照してください。
表記について
本ページはユーザー向けの要約です。内部リファクタリング・テスト・CI・ドキュメント整備など、利用に直接影響しない変更は省略しています。最新版へは alpha-forge self update で更新できます。
v0.18.0 — 2026-07-19¶
FX キャリー(スワップ)バックテスト一式と、alpha-forge demo による最速オンボーディングを追加しました。複数戦略合成には戦略レベルの動的配分が入りました。
- FX キャリー計上:
backtest run --carryで短期金利差近似の日次キャリーを参考値として併記(carry_adjusted_*)。FRED 金利系列のビルトインマッピングを持つ主要 8 通貨(USD / JPY / EUR / GBP / AUD / CAD / CHF / NZD)の組み合わせなら設定不要で動作し、data alt import-swapでブローカー実スワップ CSV を取り込むとそちらを優先します。結果は DB に永続化され、alpha-visualizer v0.9.0 の詳細画面にも表示されます。 - 最速オンボーディング:
alpha-forge demoの 1 コマンドで初期化〜同梱 DEMO データのバックテストまで一気に実行。system initはサンプルデータ+デモ戦略を自動配置し、データ未存在エラーはそのまま貼り付けて実行できる案内文に。system doctorは解決コマンド(next_actions)まで提示します。 - 複数戦略合成の動的配分: 戦略レベルの
risk_parity/vol_target配分と--max-pillar-weight(柱ごとのウェイト上限)を追加。WFT の warmup 前置で合成初期の欠落も解消しました。 optimize walk-forward --save: WFT 結果を記録し、alpha-visualizer の WFO タブへ自動反映できるように。- 実行元の記録: バックテスト結果に実行元 provenance(source)を記録するようになりました。
v0.17.0 — 2026-06-28¶
buy-hold-overlay 戦略 scaffold の hedge トリガー拡張と、CLI UX の磨き込みを行いました。
- hedge トリガー拡張: buy-hold-overlay に高速 hedge トリガー TRAILING_DD と、HMM × TRAILING_DD の複合トリガーを追加。既定 lookback も設定可能に。
- REGIME_RULE の最適化: レジーム条件の発火閾値を最適化対象にできるようになりました。
combine --json: 複合ポートフォリオの equity_curve を JSON 出力(チャート生成用)。- CLI UX: scaffold の exit help・チャートパスの実在検証・did-you-mean 提案など 8 項目の磨き込みに加え、エラー表示・exit code・
--json/--helpの一貫化を実施。
v0.16.0 — 2026-06-24¶
AI エージェント連携の第 2 弾として、機械可読カタログと --json 出力契約を整備しました。
system describe: 全コマンド・引数の機械可読カタログを新設。エージェントが CLI 仕様を自己発見できます。--json契約の整備:backtest run --jsonにrun_id/result_idを付与し出力をトークン経済化。read-only コマンドの--jsonを網羅し、WFT / MC の既定 verdict を統一。未捕捉例外も構造化エラー envelope で返します。--json出力スキーマの契約リファレンスとバージョニング規約も公開。- next-step 案内: 各コマンドの成功時に次の一手を提示。
strategy templatesで同梱テンプレートを一覧できます。 - 配布スキル: Codex 向け forge-* スキルを同梱し、
system initが汎用 AGENTS.md を展開するようになりました。
v0.15.0 — 2026-06-23¶
環境診断コマンドとデータ取得の堅牢化、初回体験の改善を行いました。
system doctor/system paths: 環境診断コマンドと、全データ保存先の一覧+バックアップ手順を新設。- クラッシュ耐性: 未捕捉例外に報告導線付きフォールバックと常時クラッシュログを追加。
- データ取得の堅牢化: プロバイダに指数バックオフ付きリトライを追加し、OANDA のページ取得上限による無言切り捨てを警告。ALTDATA センチメント系にもリトライ / キャッシュを整備。
- Pine ネイティブ変換: 定番 10 指標をネイティブ変換し
pine_supportedフラグを追加。 - 保守系: 戦略・結果 JSON にスキーマバージョン+マイグレーション枠組みを導入。
strategy delete/pine deleteに--dry-runを追加し、FORGE_CONFIG未設定の無言フォールバックには WARNING を表示。 - ドキュメント / 英語化:
FORGE_LANG=enでトップ help を完全英語化。Troubleshooting・用語集(Glossary)・CLI だけで完結する end-to-end サンプルを追加しました。
v0.14.0 — 2026-06-19¶
Alpha158 由来のインジケータ群・拡張メトリクス・ポジションサイジングを大幅拡充しました。
- インジケータ拡充: CMO / PERCENTRANK / STDDEV / AROON / PV_CORR / ROLLING_QUANTILE / UP_RATIO / WVMA など Alpha158 由来の指標群と、LINEAR_REG の pred / resid(Pine ネイティブ変換対応)を追加。KBAR 9 式の EXPR プリセット集も同梱しました。
- 拡張メトリクス: 7 系統の拡張メトリクスを追加。
- ポジションサイジング:
kelly/vol_targetを追加。 backtest timeframes: タイムフレーム一括スイープを新設。- explore: エスカレーションの既読化
acknowledgeコマンドを追加。 - ライセンス猶予: オフライン猶予を 14 日へ拡張し、猶予切れは機能停止ではなく Trial デグレードに変更。
- セキュリティ / 修正: 依存パッケージの脆弱性 15 件を解消(pillow / urllib3 / protobuf ほか)。
risk_basedの Pine 出力サイズをエンジンと一致させる修正、optimizer の無効な param_ranges の実行前検出(exit 2)など。
v0.13.0 — 2026-06-08¶
AI エージェント / CI からの無人利用を全面強化し、確認プロンプトのハング解消・--json 網羅・終了コード統一を実現しました。バグ修正も多数。
- AI エージェント / CI 連携:
system configで実効設定を観測できるように。analyze/live/journal/ideaグループへ--json出力を拡大。終了コード規約(0=成功 /1=not found・想定内失敗 /2=引数エラー)を全コマンドで統一し、無人ループを安全に回せます。 - 非対話実行基盤:
FORGE_NONINTERACTIVE/CI/ 非 TTY 検知で確認プロンプトのハングを解消。破壊的操作は--yesが無いと終了コード2で安全停止します。 - 生成物の掃除コマンド:
optimize clean/pine list・delete・clean/data tv-mcp cache-cleanを新設。 self updateが Windows 対応。combine Pine の Webhook ペイロードにtarget_qtyを併送(alpha-strike 連携)。- 修正:
backtest --regimeのレジーム別表示をラベル集約に変更(--jsonは純 JSON のみ)。保存済み結果への monte-carlo・自動ジャーナル記録・data fetchの空上書き防止など多数。 - ⚠️ 破壊的変更:
strategy deleteの--forceを--yes/-yに、explore log/live events/live convert-checkの--strategy-idを--strategyに改名(互換 alias なし)。エラー時にexit 0だった多くのコマンドが非ゼロ終了に統一されました。スクリプト / CI の分岐を見直してください。
v0.12.0 — 2026-06-04¶
Windows 配布基盤の整備と初回セットアップ体験を改善しました。
system initの改善:DIRECTORY引数を追加し、ディレクトリ作成と初期化を 1 コマンドで完結。ホーム直下など意図しない場所への誤展開には確認プロンプトを表示。- Windows ビルド基盤: tag push での自動ビルドと clcache 高速化、clang-cl による MSVC ヒープ枯渇の回避。
- 認証: ライセンス未購入時に Whop 販売ページ URL を案内。
- CLI 名を
alpha-forgeに統一(ドキュメント・文言の rename 漏れを解消)。
v0.11.0 — 2026-06-02¶
FRED マクロデータ統合とマクロレジーム対応を追加しました。
- FRED マクロデータ統合: マクロデータ provider(vintage look-ahead 厳密マージ)、マクロ regime classifier、
EXTERNAL_SERIESML 特徴量を追加。 - マクロイベント・ブラックアウト: FOMC / NFP / CPI 前後のエントリー停止。
backtest run --regime-filterでマクロ regime によるエントリー gating。 FORGE_ACCEPT_EULA: 初回 EULA を非対話で accept(CI 向け)。strategy list/backtest listに--jsonを追加。walk-forward の OOS 集約方法を設定可能に。- 修正: buy-hold-overlay の
--leverage黙殺を警告化、配布バイナリへのv6_signatures.yaml同梱、認証フローのセキュリティ強化。
v0.10.0 — 2026-05-30¶
実運用(ペーパートレード)連携と複数戦略ポートフォリオのライブ集計を強化しました。
- alpha-forge live / replay: 約定照合イベント(order_reconciled)を権威データとして扱い、未約定(phantom fill)を除外して正確なライブ実績を集計。
- Combine Portfolio のライブ集計: always-in-market なオーバーレイ戦略の position ベースのライブ成績を SQLite に永続化し、alpha-visualizer での可視化につなげる土台を整備。
- 修正: Combine Portfolio 向け Pine 出力の
signal_id日時整形を修正。
v0.9.0 — 2026-05-29¶
Buy & Hold ベンチマーク+ヘッジオーバーレイと、複数戦略のポートフォリオ運用を本格対応しました。
- Buy & Hold + ヘッジオーバーレイ:
always_in_market/ ベンチマーク設定を追加し、常時保有しつつレジームに応じてヘッジ配分を動的調整する戦略を構築可能に。アルファ・ヘッジ効率・エクスポージャー平均などの指標も追加。 - Combine Portfolio バックテスト: 複数戦略の合算バックテスト(カスタムウェイト・ウォークフォワード検証・配当再投資対応)。
- Combine Portfolio の Pine v6 出力: 統合ポートフォリオを TradingView 用 Pine として出力する hybrid-strategy モードと、TradingView Strategy Tester での照合検証を追加。
- 探索の診断強化: 過剰トレード抑制ゲート、データ長に応じた検証ウィンドウ短縮、戦略タイプ別の阻害要因集計など。
v0.8.0 — 2026-05-21¶
自律探索の健全性診断と戦略生成の品質ガードを強化しました。
- 探索ヘルスの強化: 選択ガイドと 2 段階閾値、bars 不足診断、ドローダウン下限の段階的救済、停滞検出によるループ停止トリガー。
- 戦略生成(scaffold)の品質ガード: 平均回帰 × SuperTrend の構造的矛盾検出、資産ボラティリティ別の損切り/利確デフォルト、指標の過剰投入(4+ で警告・5+ で中止)、指標濃度ガード。
v0.7.0 — 2026-05-21¶
取引コストの現実性と TradingView 整合性を大きく前進させました。
- ブローカー別コストプリセット: スプレッド・メイカー/テイカー手数料・IBKR 形式の従量手数料をバックテストに反映。
- TradingView クロスバリデーション基盤: 生成した Pine を TradingView Strategy Tester と突き合わせて結果の整合性を検証。SL/TP 戦略向けの許容誤差プロファイルも追加。
- Pine 品質: Pine v6 シグネチャに基づく生成後バリデータ、期間フィルタの焼き込みオプション。
- 探索の評価指標拡充: レバレッジ調整後 CAGR、Calmar 推奨化、ウォークフォワードの散らばり系メトリクス。
v0.6.0 — 2026-05-18¶
初回セットアップ体験と対応マーケットを拡張しました。
- セットアップ強化:
alpha-forge system initがゴール設定サンプルや資産クラス別テンプレートを展開。strategy createに--strategy-idを追加。 - 暗号資産対応: 専用の Binance データプロバイダーを追加し、4h/1h を 5 年以上取得可能に。
- alpha-strike 連携:
pine generate --with-webhookで発注連携用の input/alert を Pine に自動付与。 - ベンチマーク:
--no-benchmarkでベンチマーク比較を無効化可能に。
v0.5.1 – v0.5.3 — 2026-05-15 〜 16(ホットフィックス)¶
- v0.5.3: Whop 未認証ユーザーでも CLI を実行できる Trial プランフォールバックを追加。例外時のデータ取得ガイダンスを修正。
- v0.5.2 / v0.5.1: 配布バイナリ(Nuitka)環境でのリソースパス解決の修正と、
system init/docsを認証不要にする Trial UX 改善。
v0.5.0 — 2026-05-15¶
製品ファミリーの命名を統一しました。
- 破壊的変更: CLI コマンドを
forgeからalpha-forgeにリネーム(製品ファミリーの対称性のため)。配布バイナリ名もalpha-forge-*に統一。 - 改善: 既知の例外を「次にとるべき操作」を示すメッセージに変換する仕組みを追加。最適化/バックテスト出力の UX 改善。
v0.4.0 — 2026-05-14¶
起動速度を抜本的に改善しました。
- パフォーマンス: サブコマンドの遅延ロードでウォーム起動を約 2.6 秒 → 約 0.08 秒に短縮。配布バイナリの cold start を約 97 秒 → 約 7 秒に短縮。
- self-update: 差し替え直後のスモークテストとスピナー表示を追加。
- 破壊的変更: 配布バイナリ同梱の戦略テンプレートを 34 種から厳選 7 種に削減。
v0.3.5 — 2026-05-13¶
- 修正: 配布バイナリ環境で
alpha-forge system initがリソース展開に失敗する問題を解消。
過去バージョンの配布物・チェックサムは GitHub Releases を参照してください。