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alpha-visualizer v0.7.1 リリース — v0.2.0 以降の累積アップデート

公開日: 2026 年 6 月 2 日 / バージョン: v0.7.1 / 配布: PyPIGitHub Release

alpha-visualizer は、alpha-forge が出力するバックテスト結果を Web ブラウザで可視化するスタンドアロンの OSS パッケージです。v0.2.0(同梱サンプルで即体験)以降、チャート描画の刷新と実運用適性の強化 を軸に v0.3.0〜v0.7.1 まで継続的にアップデートしてきました。本ノートでは v0.2.0 以降の累積ハイライトをまとめます。

破壊的変更が 2 点あります: CLI コマンド名のリネーム(v0.3.0)とライセンス変更(v0.6.0)。詳細は各セクションを参照してください。

ハイライト

1. CLI コマンドを visalpha-vis にリネーム(v0.3.0・破壊的変更)

macOS 標準の /usr/bin/vis(BSD 系テキスト可視化ユーティリティ)と衝突し、初学者が vis serve を実行すると vis: serve: No such file or directory 等で詰まる問題を解消するため、CLI コマンド名を alpha-vis にリネームしました。

# v0.3.0 以降
alpha-vis serve --use-bundled-samples --no-open

vis コマンドは使えなくなります。スクリプトやシェルエイリアスを alpha-vis に更新してください。

2. 主要チャートを TradingView lightweight-charts へ移行(v0.3.0・v0.4.0)

エクイティ/ドローダウン、Rolling Metrics、WFO 合成エクイティ、Compare エクイティといった主要チャートを、業界標準の TradingView lightweight-charts ベースへ移行しました。ズーム・パン・クロスヘアなどのインタラクションが向上し、金融チャートとして見慣れた操作感になっています。

3. シグナル時系列チャート(v0.4.0)

Detail 画面の戦略構成タブに、ローソク足+売買マーカー+価格ライン を重ねた StrategySignalChartTV を追加しました。エントリー/イグジットのタイミングを価格チャート上で直接確認でき、レジーム変化のマーカー表示にも対応します。バックエンドに OHLC エンドポイント、フロントに OHLC API クライアントと useStrategyHistorical フックを追加しています。

4. Live 実績を SQLite から直読み(v0.7.0)

ライブ実績ビューのデータソースを、JSON ファイル経由から backtest_results.db(SQLite)の直読み へ移行しました。alpha-forge の実運用データとの突き合わせがより堅牢になり、use_db=true で DB が欠落している場合は JSON へ黙ってフォールバックせず Fail Loud(明示エラー)で気付けるようにしています。

5. ライセンスを Apache-2.0 に変更(v0.6.0)

v0.6.0 以降、ライセンスを MIT から Apache-2.0 に変更しました。特許条項を含むより明示的なライセンスとして、商用・OSS 双方での利用条件を明確化しています。v0.5.0 以前のリリースは引き続き MIT ライセンスです。

6. セキュリティと依存関係の継続更新(v0.5.0・v0.7.1)

  • CodeQL で検出されたセキュリティアラートを解消(v0.5.0)。
  • Dependabot の Python エコシステムを pip から uv へ切り替え、uv.lock の推移的依存も含めて定期更新できるように(v0.7.1)。
  • idna・SQLAlchemy・FastAPI・pandas・ruff・hypothesis・@vitejs/plugin-react などの依存を最新へ更新(v0.7.1)。

アップグレード方法

# pip
pip install -U alpha-visualizer

# uv
uv add alpha-visualizer@latest        # プロジェクトに追加
uv tool install alpha-visualizer       # CLI として使う

最も簡単な動作確認方法は同梱サンプルの利用です(コマンド名が alpha-vis になった点に注意):

alpha-vis serve --use-bundled-samples --no-open
# http://127.0.0.1:8000 を開く

alpha-forge プロジェクト側のデータを見る場合:

alpha-vis serve --forge-dir /path/to/your/alpha-strategies

設定ファイル(forge.yaml)に変更はありません。既存の alpha-forge プロジェクトはそのまま動作します。

関連リンク

不具合報告や機能要望は GitHub Issues までお願いします。