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はじめに

AlphaForge CLI のインストールから最初のバックテスト結果を読むまでをまとめた入門ガイドです。

  • Whop 登録なしで完結する 約 10 分の Trial 体験を冒頭に配置しています。インストール後すぐに Trial プランとして利用できます。
  • その後ろに、詳細なインストール手順・有料プラン購入後の認証・アンインストール・トラブルシューティングを載せています。

Trial プランで 約 10 分の最初のバックテスト

Trial プランで試せる範囲(Whop 登録不要)

  • バックテスト・最適化 ✅(データ上限: 2023-12-31 まで)
  • 最適化トライアル: 50 回まで
  • Pine Script エクスポート ❌(有料プランが必要)

上限の詳細は Trial 制限 を参照してください。

有料プランから始めたい場合

最初から有料プラン(Lifetime / Annual / Monthly のいずれか)で利用したい場合は 購入ページ から手続きしてください。Trial プランから後で有料プランへアップグレードすることも可能です。プラン別の機能差は Trial 制限 を参照してください。

ステップ 1 — インストール(約 2 分)

curl -sSL https://alforge-labs.github.io/install.sh | bash

インストール後、新しいターミナルを開いてから次に進んでください。

PowerShell で実行します(管理者権限不要)。

irm https://alforge-labs.github.io/install.ps1 | iex

インストール後、新しいターミナルを開いてから次に進んでください。

インストールを確認します。

forge --version
AlphaForge CLI v1.x.x

バージョンが表示されれば完了です。手動インストールやインストール先のカスタマイズは、本ページ後半の「詳細インストール」セクションを参照してください。

最新版バイナリの直接ダウンロード

インストーラを使わずバイナリを直接配置したい場合は、GitHub Releases(最新版) から各プラットフォーム向け(forge-macos-arm64 / forge-linux-x64 / forge-windows-x64.exe 等)をダウンロードできます。詳細は本ページ「詳細インストール → 手動インストール」を参照してください。

Trial プランは Whop 登録なしでそのまま使えます

インストール完了直後から、forge --version も含めて Trial プランとして CLI を実行できます。Whop OAuth 認証は 有料プラン(Lifetime / Annual / Monthly)を購入したときだけ必要で、Trial 体験には不要です。認証の手順は本ページ後半の「有料プラン購入後の認証」セクションを参照してください。

ステップ 2 — 戦略ファイルを用意する(約 2 分)

quickstart/ ディレクトリを作成し、サンプル戦略 JSON を保存します。

mkdir quickstart && cd quickstart

sma_cross.json という名前で以下を保存します。

{
  "strategy_id": "sma_cross_qs",
  "name": "SMA Crossover Quickstart",
  "version": "1.0.0",
  "description": "SMA(10)/SMA(50) ゴールデンクロス戦略(クイックスタート用)",
  "target_symbols": ["SPY"],
  "asset_type": "stock",
  "timeframe": "1d",
  "indicators": [
    { "id": "sma_fast", "type": "SMA", "params": { "length": 10 }, "source": "close" },
    { "id": "sma_slow", "type": "SMA", "params": { "length": 50 }, "source": "close" }
  ],
  "entry_conditions": {
    "long": {
      "logic": "AND",
      "conditions": [{ "left": "sma_fast", "op": ">", "right": "sma_slow" }]
    }
  },
  "exit_conditions": {
    "long": {
      "logic": "AND",
      "conditions": [{ "left": "sma_fast", "op": "<", "right": "sma_slow" }]
    }
  },
  "risk_management": {
    "position_size_pct": 10.0,
    "position_sizing_method": "fixed",
    "max_positions": 1,
    "leverage": 1.0
  }
}

ステップ 3 — バックテストを実行する(約 2 分)

Trial プランの範囲(〜2023-12-31)でバックテストを実行します。

forge backtest run SPY \
  --strategy sma_cross_qs \
  --start 2019-01-01 \
  --end 2023-12-31

データを自動取得

初回実行時は forge data fetch SPY --start 2019-01-01 --end 2023-12-31 が自動的に走ります。数秒かかる場合があります。

ステップ 4 — 結果を読む(約 3 分)

実行が完了すると以下のような出力が表示されます。

サンプル出力です

実際の数値はデータ取得タイミングにより異なります。

==> SPY 2019-01-01 → 2023-12-31 (1d)
   trades: 9   win_rate: 55.6%   profit_factor: 1.82
   total_return: +38.4%   cagr: +6.7%   sharpe: 0.88
   max_drawdown: -14.2%   exposure: 41.5%
   final_equity: $13,840  (initial: $10,000)

主要指標の見方は次のとおりです。指標の詳細な目安は本ページ後半の「結果の見方(詳細)」セクション、全指標一覧は CLI リファレンス を参照してください。

指標 今回の値 読み方
CAGR +6.7% 年率リターン。S&P 500 の年平均(約 10%)と比較しましょう。
Sharpe 0.88 リスク調整後リターン。1.0 以上が目安。もう一息です。
Max Drawdown -14.2% 過去最大の資産の落ち込み。20% 以内なら運用継続しやすい水準。
Win Rate 55.6% 勝ちトレードの割合。トレンドフォローでは 40〜60% が標準。
Profit Factor 1.82 総利益 ÷ 総損失。1.5 以上で良好。
Trades 9 期間中のトレード数。信頼性のために 30 件以上が望ましい。

ここまでできたら次のステップへ

やりたいこと 参照先
自分の役割で次のページを選びたい 目的別ユースケース
パラメータを最適化したい optimize コマンド
ウォークフォワードで過学習を検証したい エンドツーエンドワークフロー
複合指標の戦略テンプレートを使いたい 戦略テンプレート
TradingView と連携したい Pine Script 反映ガイド
Trial プランの制限を確認したい Trial 制限

詳細インストール

前提条件

  • macOS 12 (Monterey) 以降 / Ubuntu 22.04 以降 / Windows 11
  • インターネット接続(初回データ取得時、または有料プラン購入後の認証時)
  • Whop アカウントは Trial プランでは不要。有料プラン(Lifetime / Annual / Monthly)を利用したい場合のみ 購入ページ から購入してください。

インストール手順

ターミナルで以下のコマンドを実行してください。インストーラーが最新バイナリ(forge.dist 一式)を ~/.local/share/alpha-forge/ に展開し、実行ファイル forge への symlink を ~/.local/bin/forge に作成します。

curl -sSL https://alforge-labs.github.io/install.sh | bash

実行中、デフォルトの ~/.local/bin(ユーザー領域・sudo 不要)に加えて、システム共通の /usr/local/bin にインストールしますか?(sudo が必要) [y/N]: と尋ねられます。Enter または n でデフォルト、y/usr/local/bin を選択できます(後者は sudo を要求します)。

非対話インストール (INSTALL_DIR 環境変数)

CI や Dockerfile 等、対話プロンプトに答えられない環境では INSTALL_DIR 環境変数で symlink 配置先を直接指定できます。指定するとプロンプトを完全にスキップします。

# ~/.local/bin に固定(プロンプト無し)
INSTALL_DIR=~/.local/bin bash <(curl -sSL https://alforge-labs.github.io/install.sh)

# 任意のディレクトリにインストール(書き込み権限が必要)
INSTALL_DIR=/opt/forge/bin bash <(curl -sSL https://alforge-labs.github.io/install.sh)

forge.distINSTALL_DIR の親階層の share/alpha-forge/ に展開されます(例: INSTALL_DIR=/opt/forge/bin の場合 /opt/forge/share/alpha-forge/)。アンインストール時は同じ INSTALL_DIR を渡してください。

表示言語 (FORGE_INSTALL_LOCALE 環境変数)

インストーラーは LANG / LC_ALL を見て日本語(ja*)と英語(それ以外)を自動切り替えします。明示的に切り替えたい場合は FORGE_INSTALL_LOCALE=ja|en を指定してください。uninstall.sh も同じ環境変数に対応しています。

# 強制的に英語表示でインストール
FORGE_INSTALL_LOCALE=en bash <(curl -sSL https://alforge-labs.github.io/install.sh)

有料プラン購入後の認証(任意)

インストール直後は Whop 登録なしで Trial プランとして CLI が動きます。有料プラン(Lifetime / Annual / Monthly)を購入した場合のみ、次のコマンドでブラウザ認証してください。

forge system auth login

PowerShell(管理者権限不要)で以下を実行してください。バイナリ一式(forge.dist\ ディレクトリ)を %LOCALAPPDATA%\Programs\alpha-forge\ に展開し、同階層の forge.cmd ラッパーを User PATH に追加します。

irm https://alforge-labs.github.io/install.ps1 | iex

旧バージョン($HOME\bin\forge.exe 単体配置 / C:\Program Files\forge\forge.exe)が存在する場合は自動的に検出し、確認のうえ削除した後に新レイアウトを配置します。動作を事前確認したい場合は次のように -DryRun を付けて実行できます。

& ([scriptblock]::Create((irm https://alforge-labs.github.io/install.ps1))) -DryRun

表示言語

Windows の表示言語(CurrentUICulture)から自動判定します。明示的に切り替える場合は $env:FORGE_INSTALL_LOCALE = "en"irm | iex の前に設定してください(ja または en)。

新しいターミナル

インストール後、新しいターミナルウィンドウを開いてから次の手順に進んでください。

  1. GitHub Releases から使用するプラットフォームのバイナリをダウンロードします。

  2. macOS / Linux: 実行権限を付与して PATH の通ったディレクトリに配置します。

    chmod +x forge-macos-arm64
    sudo mv forge-macos-arm64 /usr/local/bin/forge
    
  3. Windows: バイナリを任意のフォルダに配置し、そのフォルダを PATH に追加します。


有料プラン購入後の認証

AlphaForge は Trial プランでは Whop 登録不要 で、インストール後そのまま動きます。有料プラン(Lifetime / Annual / Monthly のいずれか)を購入した場合のみ Whop アカウントによる OAuth 2.0 PKCE 認証を行い、データ日付制限・最適化試行数・Pine Script エクスポートのロックを解除します。

Trial プランで満足している場合

Trial プラン(2023-12-31 までのデータ・最適化 50 trials・Pine 出力ブロックあり)で十分な利用範囲に収まる場合は、本セクションをスキップしてバックテスト・最適化を続行してください。forge system auth login の実行は不要です。

1. 有料プランを購入

ブラウザで 購入ページ を開き、Whop アカウント(または GitHub / Google 経由)でサインアップして Lifetime / Annual / Monthly のいずれかのチェックアウトを完了します。

2. forge で Whop OAuth 認証

購入完了後、ターミナルで次を実行するとブラウザが自動で開き、Whop OAuth 2.0 PKCE 認証フローが走ります。

forge system auth login

認証情報は $XDG_CONFIG_HOME/forge/credentials.json(未設定時 ~/.config/forge/credentials.json)に保存されます。オンライン接続が必要です。

3. 認証状態の確認

ユーザー ID やトークン期限、プラン種別を確認します。

forge system auth status
ユーザー ID      : user_abc123
アクセストークン: 2026-05-13 12:30 UTC(あと 45 分)
最終検証        : 2026-05-13 11:45 UTC(13 分前)
プラン          : 有料 (Lifetime)

「プラン: 有料 (Lifetime)」と表示されれば有料プラン(Lifetime / Annual / Monthly のいずれか)で利用可能です。なお、現在の CLI 表示は内部実装の歴史的経緯で Annual / Monthly を購入したユーザーにも 有料 (Lifetime) と表示されます(Whop OAuth 上はいずれも customer 扱いのため区別していません)。Whop 未登録 / 未購入時は プラン: 無料 (Trial) 相当の表示になります。

4. ロック解除の確認

有料プラン限定機能(Pine Script エクスポート)が動くことを確認します。

forge pine generate --strategy sma_cross_qs

赤い「有料プラン限定機能」Panel が出ずに .pine ファイルが生成されれば、有料プランで完全に動作しています。


結果の見方(詳細)

主要 6 指標の意味と目安です。指標の全リストは CLI リファレンス戦略テンプレート を参照してください。

指標 意味 目安
CAGR 年率リターン(複利ベース) 市場ベンチマーク(S&P 500: 約 10%)と比較。プラスでも市場以下なら戦略の付加価値は限定的。
Sharpe Ratio リスク調整後リターン 1.0 以上で「使える」、1.5 以上は優秀、2.0 超は上位戦略。負ならアウト。
Max Drawdown 過去最大の資産の落ち込み(ピークから) 浅いほど良い。−20% を超えると心理的に運用継続が難しくなる目安。
Win Rate 勝ちトレードの割合 50% 前後が標準。トレンドフォローは 30–40%、平均回帰は 60–70% が典型。
Profit Factor 総利益 ÷ 総損失 1.5 以上で良好、2.0 超は優秀。1.0 未満は損失過剰。
Total Trades 期間中の総トレード数 統計的有意性のため最低 30 件以上は欲しい。少なすぎると過学習リスク。

Max Drawdown の時系列チャート

Sharpe Ratio の概念図

Win Rate と Profit Factor の関係図

次に試すべきこと


アンインストール

公式アンインストーラーを実行してください。インストール時の symlink・forge.dist(同梱ライブラリ約 1,100 ファイル一式)・shell rc に追記された PATH 行を一括で削除します。

bash <(curl -sSL https://alforge-labs.github.io/uninstall.sh)

認証情報(~/.config/forge/credentials.json)は デフォルトで保持 されます。再インストール時に forge system auth login をやり直さずに済むよう、設計上の意図的な挙動です。

完全削除(認証情報・EULA 同意もすべて消す)

bash <(curl -sSL https://alforge-labs.github.io/uninstall.sh) --purge

--purge を指定すると ~/.config/forge/(Whop OAuth トークン + EULA 同意状態)と、もし存在すれば legacy 旧パス ~/.forge/ も削除します。

事前確認したいとき

bash <(curl -sSL https://alforge-labs.github.io/uninstall.sh) --dry-run

実際の削除は行わず、削除予定のパスのみ表示します。

カスタムパスからアンインストール (INSTALL_DIR 環境変数)

INSTALL_DIR を指定してインストールした場合、同じ値を渡して symlink 配置場所を伝えてください。

INSTALL_DIR=/opt/forge/bin bash <(curl -sSL https://alforge-labs.github.io/uninstall.sh)

未指定の場合は ~/.local/bin/usr/local/bin の両方を自動探索します。

削除しないもの:

  • forge system init で作成した forge.yaml / data/ などのプロジェクト作業ディレクトリ(ユーザーのデータなので保護対象)
  • 他アプリも使う ~/.local/share/~/.config/ 直下などの親ディレクトリ

公式アンインストーラーを実行してください。新レイアウト(%LOCALAPPDATA%\Programs\alpha-forge\)と旧レイアウト($HOME\bin\forge.exe / C:\Program Files\forge\forge.exe)の両方を検出して削除し、User PATH からも該当エントリを除去します。

irm https://alforge-labs.github.io/uninstall.ps1 | iex

認証情報(~\.config\forge\credentials.json)はデフォルトで保持されます。完全削除したい場合は -Purge スイッチを付けて実行してください。

& ([scriptblock]::Create((irm https://alforge-labs.github.io/uninstall.ps1))) -Yes -Purge

トラブルシューティング

エラーメッセージ / 症状 原因と対処
command not found: forge 新しいターミナルを開くか、source ~/.bashrc を実行してください。それでも出る場合は PATH を確認してください。
No data found for SPY forge data fetch SPY --start 2019-01-01 --end 2023-12-31 を先に実行してください。
Trial plan: date clipped to 2023-12-31 仕様どおりの動作です。Trial プランの上限日以降のデータは自動的に除外されます。 有料プラン(Lifetime / Annual / Monthly)購入後は制限解除されます。
Strategy not found: sma_cross_qs JSON の strategy_idsma_cross_qs になっているか確認してください。
認証エラー ネットワーク接続を確認のうえ forge system auth login を再実行してください。Whop マイページでメンバーシップが有効か確認してください。
macOS セキュリティ警告 システム設定 → プライバシーとセキュリティ → 「forge を開く」を許可してください。

その他のトラブルや詳細な FAQ は /ja/install.html も参照してください。

  • 使い方の質問や他のユーザーとの情報交換は GitHub Discussions をご活用ください。
  • 個別のサポートが必要な場合は support@alforgelabs.com までお問い合わせください。

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